サントリーとアサヒと言えば、超有名なトップ飲料メーカーです。
日本で生まれ育って、どちらのメーカーの商品も口にした事が無い…なんてありえないぐらいですよね。
そんなサントリーとアサヒについて、なんとなく気になった事があったので調べてみました。

サントリーとアサヒに共通する「鳥井さん」って何者?
サントリーの社名が創業者の「鳥井」に因んでいるというのは(真偽はともあれ)割と知られていますよね?
一方、アサヒは同じ飲料メーカーとは言え、サントリーとは全くの別会社。
なのに、なぜかどちらの会社にも「鳥井さん」が関係してくるのです。
そもそもの疑問の始まりは、アサヒのサイト「アサヒパーク」のクイズコンテンツにて「鳥井さん」絡みの問題を見た時。
サントリーとアサヒの「鳥井さん」の関係って、親戚?それとも…と気になってしまいました。
サントリーの創業者、鳥井信治郎とは
サントリーは1899年、大阪市に鳥井信治郎さんが葡萄酒の製造販売を目的とした鳥井商店を創業したのが始まり。
1929年に初めて発売したウイスキーに鳥井氏自身が「サントリー」と命名。
その後、1963年にビールの発売を期して「サントリー」を社名に。
正式に「サントリー株式会社」が誕生しました。
「サントリー」って「鳥井さん」を反対から読んだの?
そもそも、かなり前から「サントリー」は「創業者の鳥井さんの名前を反対に読んだもの」、と、
真偽はともあれ豆知識的にそう頭にあったのですが、ちゃんと調べた事はなかったのです。
調べると、そんな「サントリー」の名前の由来はいくつかあるということがわかりました。
その1・「鳥井さん(とりいさん)」を反対から読んで「サントリー」
その2・鳥井氏に3人の男の子がいたから「三鳥井」で「サントリー」
その3・創業者の名前である「佐治」と「鳥井」で「サントリー」
※「佐治」は鳥井氏の次男(2代目社長)の苗字。子供の頃、母方の縁者と養子縁組をして「佐治」姓に。
正解は…
当時発売していた赤玉ポートワインの「赤玉」を太陽に見立てて「サン」(SUN=太陽)
それに鳥井信治郎の「鳥井」をつけて「サントリー」、のようです。
意味としては、創業の基となった赤玉ポートワインに感謝し、「太陽をわすれるな」という思いを込めたとのこと。
アサヒの「鳥井さん」は?親戚?
アサヒビールの前身である「大阪麦酒会社」を1889年に設立したのが鳥井駒吉さん。
サントリーと同じく、こちらも大阪での創業です。
アサヒビールの前身会社の方が、サントリーの創業よりもかなり早いようです。
が、調べた限りでは、サントリーとアサヒの鳥井さんは親戚関係ではないようです。
「鳥井さん」を反対から読んで「サントリー」理論が正解だったのであれば、
もしかしたらアサヒが「サントリー」になっていた可能性もあったのかも?
まとめ
サントリーとアサヒにはどちらにも「鳥井さん」が創業から深く関わっていました。
そしてどちらの会社も「大阪」での創業。
しかし、「鳥井さん」には親戚関係はありませんでした。
もしかしたら大阪には「鳥井」という苗字が多いのでしょうか?
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